スマホカメラで人物写真を撮るとき「なんかパッとしないな…」と思った経験はありませんか?
インスタを見ていると見映えのする素敵な人物写真がたくさん投稿されていて「自分もこういう写真が撮りたい!」ってなりますよね。
そんなインスタで目を引く写真の1つが「ボケが美しい」ポートレートです。
そういったインスタ映えする写真は一眼レフカメラで撮影されたものも多いですが、スマホカメラでも簡単なテクニックな実践するだけで綺麗なボケを出した人物写真を撮ることができます。
人物と背景の距離をとる
これは写真の基本でもありますが、背景をぼかした写真を撮影するには「人物と背景の距離」を長くとってみましょう。
主役である人物と背景の距離をとった上で人物にピントを合わせると背景のボケが大きくなり、ピントが合った人物が浮き立つような写真を撮ることができます。
シチュエーションによっては人物と背景の距離が長くとれないこともあるかもしれません。
そんな時は、カメラを被写体である人物に近づけるのも一つのテクニックです。
背景をぼかすには「カメラから被写体までの距離」と「カメラから背景までの距離」の差が多くなることが需要なので、カエラを人物に近づけることでその差が大きくなり、ボケを生み出すことができるというわけです。
背景を整理する
インスタ映えする人物写真を目指すにはただ単に背景をぼかすだけでは不十分です。
なぜなら背景は主役の人物を引き立てる役割を担っているからです。
そこで主役が引き立つ写真にするために「背景を整理する」テクニックを意識してみましょう。
整理するというのはどういうことかというと、背景に写りこむ要素がシンプルになるよう選び取るということです。
例えば、人物メインの写真なのに背景に車も人も看板もごちゃごちゃと写りこんでいたらどうでしょう?
たとえ背景がボケていたとしても雑然とした雰囲気になってしまいますよね。
初心者の方にもおすすめの意識の仕方としては「色が均一になるよう背景を選ぶ」こと。
背景一面に森が写りこむようにしたり、ビルの壁だけを背景にしたりといった具合です。
光の当たり方を見極める
スマホで人物を撮影する時には基本的に「自然光」での撮影になると思います。
そうなると非常に重要なのが「光の見極め」です。
まず最初は人物の顔やパーツに「どの角度から」「どれくらいの強さで」「どんな種類の光が」当っているのかを観察することから始めましょう。
例えば、人物の顔に「真正面から」「直射で」「太陽光が」当たっている場合、表情の立体感やディテール感が出にくくなります。
この場合は、木陰に移動する、傘をさしてもらう、など撮影場所の移動や小道具の活用が選択肢に入ってきますね。
いずれにしても、光の当たり方を見極めることで自分が思い描く撮りたいイメージに近い人物写真に近づけるようになります。
まとめ
インスタ映えする人物写真の撮影に役立つ簡単なテクニックをご紹介しました!
すぐにできることばかりなので早速実践して、撮ってあげた人にも喜ばれる「映え」なポートレートを目指してくださいね。