台風13号の名前がレンレンなのはなぜ？命名の理由や意味を解説！

2019年9月2日に台風13号が発生しました。

この台風13号の名前が「レンレン（Lingling）」という可愛い響きであることが話題になっています。

レンレンという名前を聞いた人の中には、King & Princeのメンバーである永瀬廉さんを思い浮かべるファンの方も多かったようです。

そこで台風13号の名前はなぜ「レンレン」なのか、命名の理由や意味を探っていきたいと思います。

台風13号の名前「レンレン」の意味や理由は？

台風13号の名前である「レンレン」の由来は香港の少女の名前なのだそうです！

可愛らしい名前だと思ったら、少女の名前だったんですね。

日本では小さな女の子に「〜ちゃん」を愛称としてつけますが、実は中国語には「〜ちゃん」に相当する言葉がないんです。

そこで中国語で愛称を持って名前を呼びたい時には、二度繰り返すんですね。

台風13号のレンレンも、パンダのシャンシャンも同じ音を繰り返す名前になっていますね。

台風の名前には140個の命名リストがある

それでは台風の名前は毎回どのように命名されているのでしょうか？

実は台風の名前には「命名リスト」があって、そのリストに載っている名前を順番に用いているんです。

気象庁のウェブサイトには「台風の番号の付け方と命名の方法」として、以下のような説明がされています。

平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。

出典：気象庁

つまり、約5年後の台風には再び今回の台風13号と同じ「レンレン」の名前が付けられるということなんですね！

同じく気象庁が公表している台風の名前のリストには、46番目に今回の台風13号「レンレン」が載っています。

ちなみにレンレンの次に当たる47番目の台風の名前は日本が命名した「カジキ」だそうですよ。

【一覧】台風の名前や意味と命名した国・地域

このリストが順番に台風に付けられていく140個の名前の一覧です！

【まとめ】台風13号の名前がレンレンである理由や意味

基本的には上で紹介した命名リストにしたがって台風の名前が命名されますが、大きな災害をもたらした台風などには特別な名前が付与されることもあります。

今回の台風13号「レンレン」は強い勢力を伴って日本列島に近づくようですが、どうか機嫌を損ねることなくお利口さんに過ぎ去って欲しいものですね。