たまに見かけるマスクを2枚重ねにして付けている人がいますが「あれって効果あるの?」と疑問に思ったりしますよね。
もし2枚重ねで効果が倍増するならぜひ試してみたいですけど、デメリットがないかも気になるところです。
今回は、マスクを2枚重ねにすると効果倍増するのか?をリサーチしてみました。
また、デメリットや正しい付け方についてもまとめていますよ。
マスクの2枚重ねに効果はあるの?
マスクを2枚重ねにして少しでも効果が倍増するなら、すぐにでも試してみたいですよね。
そこで、2枚重ねにしてどれほど効果が変わるか調べてみたところ、2枚重ねにした事で効果倍増という根拠やデータは見つかりませんでした。
ただ、マスク2枚重ねを推奨している病院もあるため、全く効果がないということはないと思います。
1枚のマスクでウイルス除去率は50%と言われているそうですから、2枚重ねることでより確実にウイルスの侵入を防ぐことが可能です。
また、マスクとマスクの間にガーゼやティッシュを入れるとより効果が高いそうですよ。
マスクを2枚重ねにする事で効果倍増とまではいかないかもしれませんが、2枚重ねにすることで1枚の時よりかはウイルス予防効果が高まると言えます。
マスクの2枚重ねのデメリット
一方で、マスクの2枚重ねにすることのデメリットがあるのかも気になるところですよね。
デメリットとしては、
といった声があるようです。
またマスクが手に入りにくい場合には、無駄にマスクを消費してしまったり、無理矢理2日使うことで不衛生になるというデメリットもあります。
そう言った面からも、マスクに余裕がある時には2枚重ねもいいかもしれませんが、それ以外の場合は、1枚を正しく使うことをオススメします。
マスクの正しい付け方で効果を最大限に!
マスクは、ただ付けていたら効果があるというものではなく、正しく付けないと効果を最大限に発揮できません。
しっかりと予防する為にも、正しいマスクの付け方を知っておく事が大切です。
そこで、正しい向きや付ける時の注意点などをまとめてみました。
マスク表裏や上下の正しい方向は?
あまり知らない方が多いようなのですが、使い捨てマスクにもちゃんと裏表や上下が存在します。
上下については、しっかり密着させる為に鼻の部分にワイヤーが入っているマスクがほとんどなので、わかりやすいと思います。
ですが、その一方で表裏の存在を知らない人が多く、逆に付けている人がたくさん居るという事実も判明しました。
耳にかけるゴム紐がある面が内側だと思っている人が多いようですが、実は逆で、ゴム紐が外側にある方が正しい表裏になります。
ゴム紐が外側になる方がより密着して隙間が出来にくくなっているようなんです。
また、正しい向きで装着出来ている場合、プリーツの向きが下向きになっていますので、紐が分かりにくい場合はプリーツの向きで判断する事も出来ます。
マスクのプリーツ(ひだ)は顎まで伸ばす
そしてマスクを装着する際には、もう一つ大事な事があります。
それは、マスクのプリーツをしっかり伸ばして顎を覆うように付ける事が大切です。
さらに、隙間が出来ないようにぴったりのサイズを選ばないと隙間からウィルス入ってしまうので注意が必要ですね。
まとめ|マスクは2枚重ねより正しい付け方を!
今回は、マスクを2枚重ねにすると効果が倍増するのか、またデメリットや正しい付け方について調べてみました。
2枚重ねにする事によって、ウィルスを防ぐ効果は上がりますが倍増までするという根拠やデータはないようです。
また、マスク不足の際にはなかなか2枚重ねで使う事が難しいので、あくまでマスクに余裕がある時に限り2枚重ねで予防という方法も一つだと思います。
ただ、マスクを2枚重ねにするよりもマスクの表裏や上下の向きなどを知り正しく付ける方が最も大切な事になります。